RTRブロックの思い出
2014年9月17日 MTG前回の翻訳に関する記事やたらアクセス数あってスゲーかったので、続きも近いうちにできればと。
さてそろそろKTKプレリも間近だし、ここでスタンを退場するRTRブロックについて振り返って書いてみよう。
でも最近はMTGからだいぶ離れてしまっているので、正直あまり遊べていないのよな。
RTRリリース時はとにかくドラフトが面白かった。ドラフトってこんなに楽しかったのか!と思うほど。開発の努力が滲み出た優良エキスパンションだったと思う。
なにしろ扱ってるギルドが5つしかないはずなのに、各ギルドで二段階の速度のルートが用意されていて、それ以外にもボロスやグルールカラーも出来なくはなく、シミックカラーのLOまで用意されているという感じで、10以上のアーキタイプがあった。
さすがに全てが推奨されているわけではなかったけど、ギルドによって得手不得手がはっきりしている分、メタ次第でチャンスがあったこのドラフト環境は心底楽しかったね。
今までにない「タフ4の壁」が激しく意識されたのもとても新鮮だった。
ドラフトはラクドス>アゾリウス>イゼット>ゴルガリ>セレズニアの順で好きだったかな。
システムとしてラクドスの解鎖は鮮烈だったな。メリットもデメリットもわかりやすい。イゼットはフレイバーとして残念だったね。スパイク志向が強かったので、もっとアホみたいなんがよかったな。
シールドの話も。僕が最後に出たプレリがRTRの時で、この時は当時シールド最弱ギルドと目されていたイゼット弁当箱をつかまされ、まあ実際にパック弱かったんだけど、イゼットカラーのマルチはハイパーソニックドラゴンしか入らないくらい弱かったんだけど、リミテッドとは思えないほどの狂ったマナベース(遊歩道3、イゼ門2、アゾ門1、セレ門1、草むした墓、門を這う蔦、ゴル印鑑だったかな?)を全部突っ込み、集団的祝福を張った次のターンにデッキに2枚あるミジウム砲ぶちこみながらぶん殴るキ○ガイデッキで、結局プレイング弱くて2-2の凡退で終わったんだけど本当に楽しかった思い出。
しかもあの時はプレリが人で溢れていて、どれだけラヴニカに戻ってきたかったんだ君らはという大盛況だった。お祭りでしたなー。
それ以来プレリからも遠ざかってしまったけど、別に出たくないわけではないし、次のタルキールは久々に参加の予定。今からワクワクしている。また人溢れてたらやだなあ…
横道に逸れてしまった。
さて次のGTCは、かなりデザインの印象が悪い。大好きなRTRの次だったから余計に。
いや、別に絶対王者ボロスvsその他という構図が嫌いなわけではない(それ自体も好ましいものではなかったのだけど)。それよりも、どのカードも受けが狭かったことがかなり悪印象だった。AVRを彷彿させるプレイアビリティの悪さが目立った。
個人的にRTRの良さは個々の受けの広さにあると思っていて、それが多様なアーキやメタを生み出していた理由だと感じる。が、GTCはギルドごとに完全に理想なる1パターンが決まっていて、皆がそれを目指すガチガチのアーキタイプドラフトという印象が強い。さらに正義のボロス軍の速度が低速デッキの居場所を潰していたというか、他が弱かったというべきか、ともかく、ちょっとバランスがね。
僕はボロスの戦術そのものがスパイク的で好きではなかった一方、オルゾフ、シミック、ディミーアみたいなジョニーなギルドをヘラヘラしながら回せていてそれはそれで不満はないんだけど(だってみんなボロス行くから卓1狙えるし)、やっぱGTCトータルで見た受けの狭さは好きでは無かったね。
ドラフトはオルゾフ>ディミーア>シミック>ボロス>グルールの順で好きかな。
フレイバーの観点でいうと、どれも良い。オルゾフは、強さとかうざさとか抜きに、いい雰囲気だった。よくもまあ憑依からここまで抜け出せたわという感じ。その点はボロスもそう。っていうか光輝ひどすぎんよ。あとグルールは面白いんだけど、もっと頭を使わずにただ殴りたかったので惜しかった。それこそマルドゥの強襲なんかいいよね。狂喜とかぶるんだけどね。
DGMは別にラヴニカでなくてもよかったかな、という感じがする。確かにブロック全体で組み合わせて強力になるカードもいくつかあったものの、とってつけた感がひどく全体的に弱かった。しかもドラフトで最初に剥くってのが余計に邪魔なシステムで、何で最初にマナの調整から始めなきゃならんのだという感じ。全体的に、デッキの主軸になるカードに乏しく補強パーツが多いのに、それを最初にピックさせられるのは楽しくない。
あとは前2作との連携不足だよね。
例えば門番みたいなカードをGTCに突っ込んでおくとか、そういう調整によってDGMにスペースが生まれて他のカードも入れやすくなったのではと思う。…かといって特質改竄だとか反射起こしみたいな見てるだけで疲れるカードも刷られてる以上、やっぱダメだ、ダメだこのエキスパンション!!!
ボロス軍が瓦解して代わりにエスパーカラーが強化されたのは個人的には嬉しかったけどね。でも、それって健全ではないよね。最後までボロスにはそれなりに強くあって欲しかったな。
DGM入りのドラフトはやっぱりエスパーカラーが好き。DGMでディミーアorアゾリウス、GTCでオルゾフ、RTRでアゾリウス。か、かんぺきだ。
…と、ドラフトのことばかりだけど、ケツ男爵や声みたいな強力カードもあったから構築プレイヤーには悪くなかったのかな?メルヴィン的には、セレズニアのレジェンドが不在でサイクルが欠けていたのは残念だけど、楽しみは次の再訪まで取っておくということで。
さてそろそろKTKプレリも間近だし、ここでスタンを退場するRTRブロックについて振り返って書いてみよう。
でも最近はMTGからだいぶ離れてしまっているので、正直あまり遊べていないのよな。
RTRリリース時はとにかくドラフトが面白かった。ドラフトってこんなに楽しかったのか!と思うほど。開発の努力が滲み出た優良エキスパンションだったと思う。
なにしろ扱ってるギルドが5つしかないはずなのに、各ギルドで二段階の速度のルートが用意されていて、それ以外にもボロスやグルールカラーも出来なくはなく、シミックカラーのLOまで用意されているという感じで、10以上のアーキタイプがあった。
さすがに全てが推奨されているわけではなかったけど、ギルドによって得手不得手がはっきりしている分、メタ次第でチャンスがあったこのドラフト環境は心底楽しかったね。
今までにない「タフ4の壁」が激しく意識されたのもとても新鮮だった。
ドラフトはラクドス>アゾリウス>イゼット>ゴルガリ>セレズニアの順で好きだったかな。
システムとしてラクドスの解鎖は鮮烈だったな。メリットもデメリットもわかりやすい。イゼットはフレイバーとして残念だったね。スパイク志向が強かったので、もっとアホみたいなんがよかったな。
シールドの話も。僕が最後に出たプレリがRTRの時で、この時は当時シールド最弱ギルドと目されていたイゼット弁当箱をつかまされ、まあ実際にパック弱かったんだけど、イゼットカラーのマルチはハイパーソニックドラゴンしか入らないくらい弱かったんだけど、リミテッドとは思えないほどの狂ったマナベース(遊歩道3、イゼ門2、アゾ門1、セレ門1、草むした墓、門を這う蔦、ゴル印鑑だったかな?)を全部突っ込み、集団的祝福を張った次のターンにデッキに2枚あるミジウム砲ぶちこみながらぶん殴るキ○ガイデッキで、結局プレイング弱くて2-2の凡退で終わったんだけど本当に楽しかった思い出。
しかもあの時はプレリが人で溢れていて、どれだけラヴニカに戻ってきたかったんだ君らはという大盛況だった。お祭りでしたなー。
それ以来プレリからも遠ざかってしまったけど、別に出たくないわけではないし、次のタルキールは久々に参加の予定。今からワクワクしている。また人溢れてたらやだなあ…
横道に逸れてしまった。
さて次のGTCは、かなりデザインの印象が悪い。大好きなRTRの次だったから余計に。
いや、別に絶対王者ボロスvsその他という構図が嫌いなわけではない(それ自体も好ましいものではなかったのだけど)。それよりも、どのカードも受けが狭かったことがかなり悪印象だった。AVRを彷彿させるプレイアビリティの悪さが目立った。
個人的にRTRの良さは個々の受けの広さにあると思っていて、それが多様なアーキやメタを生み出していた理由だと感じる。が、GTCはギルドごとに完全に理想なる1パターンが決まっていて、皆がそれを目指すガチガチのアーキタイプドラフトという印象が強い。さらに正義のボロス軍の速度が低速デッキの居場所を潰していたというか、他が弱かったというべきか、ともかく、ちょっとバランスがね。
僕はボロスの戦術そのものがスパイク的で好きではなかった一方、オルゾフ、シミック、ディミーアみたいなジョニーなギルドをヘラヘラしながら回せていてそれはそれで不満はないんだけど(だってみんなボロス行くから卓1狙えるし)、やっぱGTCトータルで見た受けの狭さは好きでは無かったね。
ドラフトはオルゾフ>ディミーア>シミック>ボロス>グルールの順で好きかな。
フレイバーの観点でいうと、どれも良い。オルゾフは、強さとかうざさとか抜きに、いい雰囲気だった。よくもまあ憑依からここまで抜け出せたわという感じ。その点はボロスもそう。っていうか光輝ひどすぎんよ。あとグルールは面白いんだけど、もっと頭を使わずにただ殴りたかったので惜しかった。それこそマルドゥの強襲なんかいいよね。狂喜とかぶるんだけどね。
DGMは別にラヴニカでなくてもよかったかな、という感じがする。確かにブロック全体で組み合わせて強力になるカードもいくつかあったものの、とってつけた感がひどく全体的に弱かった。しかもドラフトで最初に剥くってのが余計に邪魔なシステムで、何で最初にマナの調整から始めなきゃならんのだという感じ。全体的に、デッキの主軸になるカードに乏しく補強パーツが多いのに、それを最初にピックさせられるのは楽しくない。
あとは前2作との連携不足だよね。
例えば門番みたいなカードをGTCに突っ込んでおくとか、そういう調整によってDGMにスペースが生まれて他のカードも入れやすくなったのではと思う。…かといって特質改竄だとか反射起こしみたいな見てるだけで疲れるカードも刷られてる以上、やっぱダメだ、ダメだこのエキスパンション!!!
ボロス軍が瓦解して代わりにエスパーカラーが強化されたのは個人的には嬉しかったけどね。でも、それって健全ではないよね。最後までボロスにはそれなりに強くあって欲しかったな。
DGM入りのドラフトはやっぱりエスパーカラーが好き。DGMでディミーアorアゾリウス、GTCでオルゾフ、RTRでアゾリウス。か、かんぺきだ。
…と、ドラフトのことばかりだけど、ケツ男爵や声みたいな強力カードもあったから構築プレイヤーには悪くなかったのかな?メルヴィン的には、セレズニアのレジェンドが不在でサイクルが欠けていたのは残念だけど、楽しみは次の再訪まで取っておくということで。
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