[UST] FT対訳 その14(赤の残りカード)

Unstable対訳、14回目になりました。いつまで続くやら〜と言いつつ、なんだかんだで多分あと３回くらいで一通り終わるあたりまで来ました。
今回は赤の残りのカード10枚です。赤は装具工が多いせいで、やたらとハンマーが登場します。
画像小さくなってしまって申し訳ない！フルスポを見て下さい。

野放しゴブリン詰め合わせ/Box of Free-Range Goblins
スクラブは仲間のゴブリン達に、ハンマーでおびき寄せる罠だと警告しようとした。しかし皆「ハンマー」までしか聞いていなかった。

どの世界でもゴブリンはゴブリンですが、
アンステイブルの世界では特にハンマーに異常な執着を見せます。

ゴブリンの小間物商/Goblin Haberdasher
あらゆる意味での装飾品。

イラストマター。名前の長い精霊が持つ「イラスト・ランページ」の系列ですね。

ハンマーの助っ人/Hammer Helper
「ハンマーが足りないか？どうだ気分がスーッとするだろ？よーし、いい子だ。」

ヤベェにおいがプンプンしますな。
get one’s fixというのは、クスリとか嗜好品を摂取して気持ちが落ち着くときの表現らしいです。

無限の精霊/Infinity Elemental
その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、「その無限性を示すフレイバーテキストによると、

神話レアのバニラであり、アンステイブルで唯一、枠がぶっ壊れているカードです。

取り残されしもの/It That Gets Left Hanging
「誰か……握手を。」

んー、どうも気になる造形に、やけにあっさりしたFT。
何か元ネタがあるのかな？と思ったんですが、分かりませんでした…。

お仕置ケーキ/Just Desserts
「『シシャゴニュウ』するような奴は『死者』になるがいいさ！」
──無理難題のフレーキー

赤で一番難しかったかもしれません。短い中に色々入ってて……
カード名のJust Dessertsは、Just deserts＝当然の報い、をもじってdessert＝デザートにしたもの。
FT本文は、diameter（直径）の中にdie（死）があるっていう言葉遊び。
最後のIrrationalというのは不条理なという意味の他に「無理数」の意味があり、πと関係しています。
かなり頑張って無理矢理やりましたが、他に色んな訳があると思うので、是非アイデアが欲しいところです。

危才/Painiac
「素晴らしいヒラメキに打ちのめされてみな！」

カード名のPainiacというのは、アンステイブルのクリーチャー・タイプであるBrainiac＋Painの造語かな。
Brainiacは公式記事では鬼才と訳されていますね。
それに合わせるように、こちらでは危才としてみました。
この発明品自体にぶっとばされる、という意味と、ビビビッと雷が走って頭がひらめくイメージの意味と、２つの意味になっていると思われます。

蒸気打ちの日雇い/Steamflogger Temp
ハンマー以下のトンマ野郎なら、避けて通れぬ問題はなべてハンマーでぶっ叩くまで。

蒸気打ちの中にも色々あるようで、日雇いもいます。
dumberとhammerで韻を踏んでいます。

蒸気打ち流/Steamfloggery
ゴブリンの好みはたったの二通りだ。カッチカチのパンか、ハンマーでバッキバキにする狂躁状態か。

細かいニュアンスがちゃんと訳せているか正直自信がないのですが、
とりあえずゴブリンは歯ごたえと打ちごたえ？が好きなようで。
辞書で調べたら、speedというのは「好み」という意味も持っているらしいです。まじかよ。

レンチの装具工/Wrench-Rigger
ゴブリンの革新者、ゴブリンの死体。さしたる違いは無い。

Tohayto, tomahtoというのは、訛りでトマトの発音がちょっと違っても大して変わらんがなっていうことから来た慣用句みたいですね。


はい、赤でした！
ゴブリンが多いおかげで情景が浮かびやすいのは助かったんですが、
それでもJust Dessertsのような鬼門があったりして、侮れない。

今回はこれにて！